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【ULハンモック】お取扱い上の注意点です?

皆様こんにちは、BUSHMEN Travel Gearの小森です。

ULハンモックは、軽量、コンパクトでとても使い勝手がいいですが、パラシュートナイロンのZENシリーズハンモックと比べると非常に繊細で、些細な事で破れてします可能性があります。

実際、パラシュートナイロンのZENシリーズが破れたという声をいただいた事はありませんが、ULハンモックは破れてしまったというユーザーの方は一定数います。

そこで、今回はULハンモックをご使用いただく上での注意点をまとめさせていただきます。既に所有している方や、気になっている方も参考にしていただけると有難いです。

 

・ご使用前に両面を何度かひっくり返し、石や枝などの異物が無いか確認してください。

ハンモックに小石が乗ってて、その上に座って少しでも擦れた場合高い確率で破けます。遺物チェックはULハンモッカーのマストです。

 

・座る際に自身のお尻のポケットや背中に鋭利な物がないか確認してください。

この確認は多くの方が実践していると思います。生地の厚いジーンズ等は避けた方が無難です。

 

・ハンモックの下に枝や鋭利な植物等が無いか確認してください。

これは結構やってしまう場合があると思います。細い枝一発で破ける可能性がありますので注意が必要です。

 

・ハンモックに乗る際に、自身とハンモックが触れた状態から体重をかけ始めてください。僅かな距離でも自身を投げ出すようにハンモックに乗りますと、体重が掛かった時に耐荷重を超えて破れる可能性がございます。

これはかなり大事です。BUSHMENのULハンモックは耐荷重130㎏ですが、あくまでも静止荷重で130㎏です。お尻を僅か10cmの高さからハンモックに投げ出したとしても、瞬間的に130㎏を超える可能性がかなりあります。「どすっ」と乗るのではなく、「すっ」と乗ってください。

 

・ハンモックを椅子として使用しますと、その際に擦れたり、自身を投げ出し耐荷重を超える可能性がありますのでUL ではおすすめ出来ません。

ハンモックは椅子としても使いたいものですよね。とても理解出来るのですが、ULハンモックに関してはおすすめ出来ません。座りながら何か作業をした時に、お尻が擦れて破れる確率はかなり高いです。椅子としても使いたい方はパラシュートナイロンのZENシリーズをお勧め致します。

 

・就寝中に破ける事はありませんが、万が一のリスクを考え高い場所への設置は避けてください。

万が一の事を考えての事ですが、体重が掛かった時に高くても40㎝くらいまでに設定した方が良いです。

 

以上このように並べてみますとULハンモックはめんどくさいと感じるかと思いますが、実際にめんどくさいギアだと思います。僕もULハンモックを使う時は、腫物を扱うように接しています、、、

現在既にULハンモックを使っている方は、上記の注意点に気を付けて使用していただけるとありがたいです。

そして、BUSHMENに限らずULハンモック購入を悩んでいる方は、自身のアウトドアスタイル必要か考えてみると良いと思います。

ULハンモックはバックパッカーやトレッキングの方々にとっては非常に魅力的なギアだと思います。しかし、移動が車メインの方にとってはパラシュートナイロンのZENシリーズをお勧めします。パッキングサイズも十分小さくて、重量も僅か350gとULハンモックと200gしか変わらず、価格は5000円以上安いです。更に耐荷重200㎏なので「どすっ」と座ってもまず破れません。細かい事を気にせず使い倒すならばパラシュートナイロンを選んだ方が良いと思います。

 

というわけで、偉そうな事をならべたててしまいましたが、ULハンモックは丁寧に扱えばとても素晴らしいギアです。無駄をそぎ落とし突き詰めた製品は美しく、何とも言えない魅力があふれていると思います。

今回のブログが皆さまの参考になれば嬉しいです!最後まで読んでいただきありがとうございます。

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